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声字実相

室戸崎で虚空蔵求聞持法に成就した頃の空海の五体は、まるで獣のように山林を動き、五官は鋭敏になり風や水の音も鳥や獣の声もすべて真魚の一身に集まり、唱える真言・陀羅尼の声は山を越え谷を越えて虚空に響き渡ったに相違ない。『声字実相義』の「五大に皆響きあり」はそうした感覚から出たものであろう。
空海にとって、大乗仏教が虚妄として忌避する人間の「言葉」や「字」も、風のよそぐ音も、鳥のさえずりも、海の波の音も、みな宇宙の真理を説く(大日)如来の説法であり、実相であり、法身そのものであった。
私たちはこれまで、「声字実相」を現代の方法で読み解く「オープンフォーラム」を何度か実施してきた。


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